OpenSolaris

微妙に部屋が暑く窓を開けたら、ジャストナウで暴走族が爆音と共に通過しているところに出くわして、涼しくはなったがうるさくて目が覚めるという嫌な展開になり、イラっと来てMacを開いた所、思いがけずSolarisの新しいバージョンが出たという記事が目に入り、しかもSolarisのサイトにアクセスした所、Web3.0的なナイスデザインであったため、思わずSolarisをダウンロードした。

OpenSolaris http://www.opensolaris.com/index.html


ダウンロードのリンクを押すとISOイメージが落とせたので、そのままVMWare Fusionに読ませて起動させてみた。
仮想マシンは「Sun Solaris10(64ビット)」を選択した(はじめに32ビットを選んでブートしたら、64ビットOSなんですけど!とDISられたため)。
設定後いきなりGRUBが立ち上がった。

OpenSolarisは「LiveCD」という形態で配布されている。簡単に言うと、「セットアップ済みでブート可能なCDのISOイメージ」だ。
このISOイメージでブートすると、そのままセットアップ済みのSolarisが立ち上がる。LinuxでいうところのKNOPPIXの仕組み。
とりあえず「OpenSolaris 2008.05」を選択。


選択後、ブートプロセスが始まる。途中でキーボードレイアウトについて聞かれる。

「Japanese-type6」と「Japanese」あたりが該当しそうで、type6がよくわからなかったので「Japanese」を選んでみたが、選んだ直後からキーボードが効かなくなってしまったため、やむなく「Japanese-type6」を選びなおし事なきを得た。
type6というのが、いわゆる106レイアウトに該当するようだ。


キーボード選択後はデスクトップの言語とログインユーザー名を聞かれるだけで、適当に入力するとすんなりとデスクトップが立ち上がった。

デフォルトでGNOMEが立ち上がるため、見た目は最近のLinuxと変わらない。FireFoxとThunderなんとかがインストール済みなので、ブラウジングやメール送信がいきなり可能。
あとデスクトップに「OpenSolarisをインストールする」というアイコンがあり、これをクリックするとインストーラーが立ち上がる。

試してないが、どうやらローカルファイルシステムにインストール出来るようだ。
「はじめはCDブートで手軽に使ってみて、よさげならインストールしてね」というやり方は、個人的にとても好きだ。


OpenSolarisのフォーラムを読むと、USBからブート出来るスクリプトを配ってる人がいたり、dvorak配列キーボードのサポートを所望する人がいたりとのっけから活発な様子なので、祭りに参加してみるのも面白いかもと思った。


あとどうでもいいが、「OpenSolaris2008.05」という名称は、「東京ヴェルディ1969」みたいだなと思った。