書籍電子化

id:shot6さんが、書籍が電子化出来なら俺もうkindle2輸入しちゃうよ的な事を言っていたので、大至急調べてみました。


まず、「書籍を電子化するサービス」ですが、いくつかあるようです。
ただし、1ページ5円、最低金額5万円ぐらいからの契約のようで、若干高い感じです。
しかも、どちらかといえば企業文書を電子化する用途のようで、個人持ちの書籍を電子化してくれるかどうかはちょっと微妙です。


次に、ネットで書籍電子化をしてる人たちの情報を集めてみました。
私のイメージでは、フラットベッドスキャナをつかって地道にやってると思っていたのですが、そうではなく、別の者を使っていました。
1つはADF付きのスキャナーです。
ADFとは、AutoDocumentFeedの略で、訳すと「自動書類送り機能」です。
プリンタの給紙機能のように、複数枚を差し込んでおくと、連続してスキャンしてくれるイメージです。
製品としては、富士通ScanSnapというのが人気があるようです。
Amazon.co.jp: FUJITSU スキャンスナップ FI-S500: パソコン・周辺機器


もう1つは、裁断機です。これは、本の背表紙を切る為に使用します。
ここら辺の商品が人気があるようです。
Yahoo!商品検索 サービス終了のお知らせ



つまり、電子化してる人たちの間では、書籍を裁断機でバラしてスキャナーで一気に電子化、というのが常套手段のようです。


確かに、書籍のスペースを空けるために本を捨てる前提なら、背表紙を切ってしまってもいいのかもと思いました。
スキャナーと裁断機を合わせると7万円ぐらいで若干高いですが、裁断機に関してはカッターで代用する方法もありますし、個人的な経験では公民館においてあることも多いと思うので、そういうのを借りてしまうのもいいと思います。


電子化することでスペースも空きますし、いつでも持ち歩けるようになります。またOCRを使えばテキスト埋め込みしたPDFを作れるので、書籍の検索も可能になります。
技術系の書籍なら、検索できるのはうれしいですよね。


ということで、電子化バンザイ!


追伸:
本を切りたくない人のために、こういう機械もあるようです。
http://www.ubtc.jp/product/scanrobo.html
実際の動作動画。なんか笑えます。
http://www.youtube.com/watch?v=hlOQuuLYavY