コンポーネントは MXML プロパティ属性を使用して初期化されます。ただし、実行時に初期値が決まるようなロジックが必要になる場合もあります。たとえば、現在の日時に基づいてコンポーネントを初期化するような場合がこれに該当します。このような情報は、アプリケーションが実行された時点で計算する必要があります。
コンポーネントは、ライフサイクルの間にいくつかのイベントを送出します。特に、コンポーネントは次のイベントを必ず送出します。そのため、これらのイベントを使用して、コンポーネントを初期化する ActionScript を指定できます。
・preInitialize コンポーネントが未加工の状態で作成されたときに送出されます。このとき、子はまだ作成されていません。
・initialize コンポーネントとそのすべての子が作成された後、コンポーネントのサイズが決定される前に送出されます。
・creationComplete コンポーネントのレイアウトが完了し、必要に応じてコンポーネントが表示されたときに送出されます。
コンポーネント初期化時に上記イベントが発生するので、やりたい処理に応じてハンドルするのが吉。