JDeveloperその3

鼻からJDeveloperを相手にしていなかった私ですが、ここ最近はJDeveloperを使っても
フラストレーションも溜まりにくくなり、良さもわかって来ました。
ツールとしての完成度はやはりeclipseには劣るところも多いですが、統一感というか、
クライアントにデフォルトで入っている機能の揃い方は、なかなかいいなと思います。


いくつか思い当たる便利機能を列挙すると、1つはOC4J(OracleApplicationServerのServletエンジン)が
デフォルトで組み込まれている機能です。
eclipseだとTomcatなどの設定がいりますが、OC4Jでは不要です。
Webアプリ作成して実行すると、その状態でデプロイが完成しているため、すぐに利用できます。
またアプリ実行後はブラウザが立ち上がってトップ画面が表示されるのですが、これも私の好きなパターンです。


それから、外部接続(DBやLDAP)の設定ブラウザがあり、そこで接続設定をすると、そのままアプリからJNDI経由で接続が可能になる機能です。もちろんその設定はOC4Jでも使えますので、スタンドアロン・Web関係なく手軽に外部接続できます。


それから、組み込みのデータベースの機能です。OracleエミューレートしたDBを定義でき、かつデータを自分のプロジェクトにファイルとしておいておけるので、何気に便利っぽいです。


あと、faces-configやstruts-configをエディットするGUIの機能。
最終的にはこれには頼れませんが、5画面ぐらいのアプリならいいかもしれません。


JDeveloperはフルセットIDEという雰囲気満点で、その囲い込み感ゆえに良さは見えつつもメインで使う気にはなれないですが、しかしたまにはeclipse以外のIDEに触れて、刺激やエッセンスを頂戴するのもいいなと思いました。