現行のSDLoaderの改良版として開発を進めていた「SSDLoader」のバージョン1.0をリリースします。
SSD対応
SSDLoaderは、SSD専用に開発されています。従って、HDDやFDDなどで利用することは出来ません。
お使いのPCがSSD搭載でない場合、起動時に「CyowwwHDDwwwException」がスローされます。
この場合は、怒らず騒がずすみやかに秋葉原に行ってSSDを購入してください。
以下、SSDLoaderの特徴をご紹介します。
JDK,JRE内臓
OpenJDKをベースにカスタマイズを行ったJDK(Jad Decompiler Kit)およびJRE(Jad Reverse Engine)を内蔵しました。
従って、SSDLoaderの動作には特別な環境は不要になりました。
また、デプロイしたクラスファイルはオートデコンパイルされるため、ソースファイル紛失時にも安心です。
EIコンテナ
Environmentインターフェースを実装したクラスを作成することで、SSDLoader内で実行環境を構築できるようになりました。
個々のEnvironmentはEI(EnvironmentInjection)コンテナで管理されるため、アノテーションを付与することで、さまざまな実行環境をインジェクション出来ます。
これにより、毎回時間のかかる環境構築を、プログラマチックに行うことが出来ます。
@WindowsNT public class MyEnvironment implements Environment{ private DataBase db; private ApplicationServer appServer; private WebApplication app; private AntiVirus av; @MySQL(4) public void setDataBase(DataBase db){ this.db = db; } @Tomcat(version=6,port=8080) public void setApplicationServer(ApplicationServer appServer){ this.appServer = appServer; } @T2SampleApp(version="0.5.1-ga") public void setWebApplication(WebApplication app){ this.app = app; } @Norton(2009) public void setAntiVirus(AntiVirus av){ this.av = av; } @Override public void execute(){ db.start(); appServer.setDataSource(db); appServer.addWebApplication(app); appServer.start(); av.watch(db,appServer);//ここ重い } }
JavaEEサポート強化
SSDLoaderの基本機能であるサーブレットコンテナ機能ですが、今回サーブレットコンテナ以外のJavaEE対応を強化しました。
具体的には、JavaEE41で策定されたENB(EnterpriseNekoBean)とWebNekoBeansへの対応です。
アーキテクチャは、以下のUMLの通りです。
ENB:
WebNekoBeans:
スペックの詳細は、http://ja.netbeans.org/nekobeanでご確認ください。
システムイベントハンドラ
SSDLoaderで発生したシステムイベントをハンドリングできるようになりました。
ハンドリングは、わかりやすさを重視した「AAAnnotatio」を採用しました。
public class SystemEventHandler{ @キタ―――(゚∀゚)―――!! public void handleSSDLoaderStart(){ } @(゚ロ゚;) public void handleCPUMax(){ } @orz public void handleException(Exception e){ } }
その他
はてなidからBlogデータが取れる「Hateneアノテーション」、開発者の疲れ目を癒す「Java-SanteFX」、メッセージがすべて親父の小言になる「オヤジ化ライゼーション」機能、オレオレ詐欺防止機能などが搭載されています。
ダウンロード
SSDLoaderは、以下のページからダウンロードできます。
SSDLoaderダウンロード
開発のお供に是非お役立てください。