はじめに
片山まさゆきと苗字が同じ、というだけで麻雀を始めた男、片山です。
JAWS-UGメンバーであれば一度は目にしたことのある「AWSカルタ」(クラウドパック吉田さん謹製)を見て、麻雀も作りたいなぁ、と前から思っていたところ、今年の社内忘年会でカジノが開かれることになり、ディーラーとして参加するチャンス!と思い、AWS麻雀牌作製への道に乗り出しました。
調査フェーズ
「麻雀牌 自作」などのキーワードで検索したところ、オリジナル牌を作ってくれるお店が1件出てきました。
市川屋
オリジナルデザインの牌を削ってくれるそうで、かなり本格的です。しかしながらやはり高い。今回はフルスクラッチになるため、削って色を入れてもらうところまですると7万円近くかかってしまいます。さすがにこれは無理ということで、白牌だけを144枚購入して、自分で絵柄を入れることにしました。
白牌だけを探す
いくつか白牌だけで売っているようなところもありましたが、ほとんどが在庫切れ or デッドリンクでしたが、こちらの囲碁クラブさんでは取り扱いがありました。
Amazonや楽天でも店を開いており、いくつか商品ラインナップがあります。
Amazon.co.jp: 麻雀牌 ご自身でアレンジが出来る パイパンの単品売り 144個セット
私が買った時はAmazonで144個で1万円でしたが、在庫状況が分からなかったので、まずは電話をしてみました。確認したところ、在庫はあるということでした。
もちろんこれだと箱や点棒が付かないのですが、麻雀牌のサイズを確認して、ほぼ同じサイズの牌が使われているセットを購入して、入れ替えることしました。
これが4,500円ぐらいなので、144個+箱よりも安く手に入る上に、ちゃんとした牌もついてくるのでお得です。
絵柄の貼り付け方法
次に絵柄の貼り付け方法を考えました。順当に行くと、ステッカー素材の用紙に絵柄を印刷してカット->貼り付けとなりますが、この方法はカットが非常に手間なので、出来ればカット済みで適切なサイズのものがあれば..と思い家電量販店に行ったところ、非常に良いものが売られていました。
Amazon | ELECOM フォトシ-ル (80片入り:5シ-ト×16面) EDT-PS16 | 文房具・オフィス用品 | 文房具・オフィス用品
もともとはプリクラ的なものをご家庭で作れる用のシールのようですが、サイズが麻雀牌にぴったりです。またシールの角が丸く、はがれにくいのもプラスです。今回は「こすれに強い」という謳い文句の耐水フォトシートを選択しました。画質重視なら、同一サイズの高画質タイプも良いと思います。
作製開始
アイコンを用意して印刷、貼り付けと行っていきます。
アイコンはAWS Simple Iconをベースに、文字を加えて行きました。また色を統一するためPhoto Shopで色を揃えて、最後にPower Pointに台紙を作って並べて行きます(とさらっと書いてますが、ここが一番時間がかかりました。。)
出来上がったら、雛形をシールに印刷していきます。印刷はかなり濃いめにした方がよいようです。また背景の点線枠を印刷しないほうが、たぶんきれいにできます(私は印刷設定をし損ねたので若干黒線が入ってしまいました。。。)
印刷終了後、どんどん貼っていきます。牌は念のため、脱脂した方が良いでしょう。
貼り終えたら完成です!
実際にやってみて
はじめは絵柄が頭に入らず若干混乱しましたが、慣れると問題なく遊ぶことが出来ます。AWSアイコンならではのオリジナル役も楽しめます。
ゲームの説明のために当日使った資料をアップデートしたので、ルールや牌の説明はこちらを参照してください。
またアイコンと印刷用のpptもあるので、適宜ご利用ください。
ぜひハッカソンやりましょう!