フルスクリーンモード

エンドロール作成中に学んだのでメモ。
FlexBuilder3 b2から、フルスクリーンモードがサポートされています。
(正確には以前のバージョンでもplayerglobal.swcを入れ替えれば動きましたが、しょっぱなから入っているのはb2からのようです)
フルスクリーンにするには、手順が2つ必要です。
1、フルスクリーンにするスクリプトを書く。
例えばボタンクリックでフルスクリーンにする場合は、次のようなコードになります。

<mx:Button click="{stage.displayState=StageDisplayState.FULL_SCREEN;}"/>

2、htmlにフルスクリーンを許可するコードを書く。
html-templeteフォルダ中のhtmlテンプレートに、 "allowFullScreen","true" の記述を追加する。

2の手順は、FlashPlayerもしくはプロジェクタの場合は不要です。また、htmlから起動する場合は、
最大化時に「フルスクリーンを終了するには、Escキーを押します。」というメッセージが出ます。
(FlashPlayerとプロジェクタの場合は出ません)

また、上記コードだと単に画面がフルスクリーンになるだけですが、StageのfullScreenSourceRectというプロパティに
Rectangleをセットすると、その部分のみがフルスクリーンになります。
例えば、

<mx:Button click="{stage.fullScreenSource=new Rectanble(0,0,200,200);stage.displayState=StageDisplayState.FULL_SCREEN;}"/>

とすると、左上200x200の部分だけがフルスクリーンになります。
おそらく、コンテンツ中に配置してある動画や写真部分だけをフルスクリーンにするような用途を想定していると思います。

フルスクリーン時の注意点としては、
・フルスクリーン中は、テキスト入力が出来ない
FlashからnavigateToURL等で別ブラウザを開くと、フルスクリーンが解除される
というのがあります。
入力のあるアプリケーションや、別ブラウザで帳票やHTMLを出したい場合には使えません。