先般発生したノートPC(東芝Dynabook RX1)のディスク故障に伴い、修理を行うべくパーツの買出しに出かけた。
SSD
とりいそぎ秋葉原に出向き、市場調査を行った。
今回はSSDにしようと思っていたので、トランセンドのTS32GSSD25S-Mか、もしくは昨日のエントリで書いたMtronのMSD-SATA3525のいずれかに決めていた。
結局何軒か見回ったところ、トランセンドはMLC32Gで9980円、MtronはSLC32Gが24,800円で販売していた。
何気にHDDは2.5インチ250Gで7000円程度とずいぶん安くなっていたためにかなり心揺れる感じではあったが、SLCモデルが手の出しやすい価格帯になったこともあり、今回はMtronのSSDにした。
mtron.net
ディスク換装
さっそくRX1を分解し、ディスクを交換した。ねじが若干多かったが、それ以外は特に難もなく、ディスクを交換できた。
今日知ったけど、SATAは2.5インチも3.5インチも同じインターフェースなのね。
ダウングレード
もともとRX1はVistaのBusinessが入っていたが、これを機にXPへのダウングレードをしてみた。
まずはじめに、手持ちのXPのメディアからインストール。今回はパッケージ版を使用したが、DSP版でも大丈夫なようだ。
シリアルキーは、XPについているものを使用する。
インストール後、タスクトレーに出ているアイコンから認証画面を出し、認証を行う。
認証はインターネット経由では行えないため、オペレーターに電話することになる。
電話すると、感じよさそうな男の人が応対してくれた。
手順としては、
- 認証画面を出す(画面に54桁の認証番号が表示される)
- 電話する
- オペレーターに番号を伝える
- オペレーターが42桁の番号を教えてくれるので、それを入力する
という感じだ。
若干認証番号が長いものの、それ以外は特に悩むところもなく認証できる。
キモは手持ちのXPのシリアル番号をそのまま使うことだろう。
私は、MSに電話してVistaのシリアルと言うとあたらしいXPのシリアルがもらえるのかと思っていたが、どうもそうではないようだ。
それにしても、認証時に手持ちのVistaのシリアル番号を聞かれなかったのだが、それはそれでいいのだろうか?
ベンチマーク
一通りドライバ類をインストール後、ベンチマークをとってみた。
最近流行のハイスピード系MLCほどの速度は出ていないが、SLCらしくWrite性能も優れていて、結構満足できる結果と言える。
今デスクトップ機で使っているHDD単品と比べても遜色はないし、やはりランダムリードに強い感じだ。
体感
実際にPCを使用していて思うのが、全体的にキビキビしている感じがすること。何するにしても、レスポンスがとても早い。OSもすごい勢いでブートするし、アプリを立ち上げるのも速い。ディスクの音もしないし、熱くもならないので、結構素敵。